経営者の深い胸の内

ただいまの時刻15:45 昨日、札幌から北見に戻りましたが、すっかり寒くなった作業室ではしっかりストーブを付けて、温かい部屋でこのブログを書いています。

お陰様で、ホームページやら、映像制作やらと色々なお仕事をさせていただいていますが、弊社の仕事を一言でいうならば「経営者の複雑な”胸の内”を理解し、文章などに表現して可視化すること」なのかもしれません。

今日は、お世話になっている社長さんとお話しさせていただきましたが、問題や課題が蓄積し、「どうしていいか分からない」という状況がずっと続いています。そのような状況の中でも、何かしらの答えを出し、社員の力を借りながら事業を進めていかなければなりません。

その社長の葛藤は、ものすごいものがあります。人情に厚く優しい社長だけに、色々なことを考え過ぎて頭の中がパニックになってしまう。

そんな時、生意気ながら、僕は僕の考えをバシッと言うようにしています。「それは行ける!」とか「それは無理」と伝えることで、悩んでいる自分の状況を客観視することができます。

ここ数年の時代の変化があまりに大きく、社長も社員も本質を理解するのが大変ですし、互いの考えを尊重しようとすると対立が生まれてしまったりと悪循環に陥ってしまうので、悩みの深さが以前と全然違うように思います。

その前提で、弊社の存在意義は、社長の深い胸の内を開放できる空間なのかもしれないし、何かしらのヒントを得ることができる場なのかもしれません。

僕は中小企業家同友会での経験の中で、社長の胸の内を聴かせていただくことが仕事の半分以上だったし、その経験値はある程度豊富だと思うので、事業としてもっと前面に打ち出して磨いた方が良いのかもしれません。

「次の一手」という社名の通り、深く悩む社長さんに対して、確かな一手をご提案できる企業になることが大きな使命であると改めて感じました。

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