ただいまの時刻 10:55 一昨日、札幌から北見に戻り、昨日は守成クラブの例会に参加したり、いくつかの打ち合わせをしたりと忙しく過ごしました。
まさに今、日本国中が大騒ぎですが、今回の兵庫知事選挙は凄まじいドラマであり、これからの日本が大きく変わるかもしれない節目となったと感じます。僕は、政治に対して興味があるわけではないし、ブログで論じるほどの力量はないのですが、今年夏くらいに火が付いた一連の騒動については、Youtubeなどを見ながらしっかりと経過をチェックしていました。
百条委員会での全会一致の不信任決議、議会解散か失職かの苦渋の決断、そして出直し選挙。さらには、選挙活動が始まってからの怒涛の勢いでの巻き返し。
確かに、あの時は正しかったことが、よくよく追及すると間違っていたことが分かり、今度は世論が一気に大きく動いて見解が180℃変わるという展開。
そして、最初は斎藤知事に対して冷ややかだった民衆が、最後は熱狂的な支持に回るというありえない展開。
実際にこんなことが起こってしまうなんて、世の中って本当に何が真実かが分かりにくいし、一方でどうにでもなってしまうという面白さもあったりする。
この数ヶ月、YouTubeを通して斉藤さんの考え方や知事として取り組んできたことなどを学び、斎藤さんの人生ドラマも見せてもらいましたが、斎藤さんの「県民のために全力を尽くす」という純粋で実直な考え方は首尾一貫しており、まさにこれが「正義」であり、最終的に県民の強い支持を得て期待値となって現れたのだと思います。これにネットの拡散力などが加わって猛烈な勢いで拡散し、結果的に価値観そのものが変わってしまったのだと思います。
僕は人生を50年ほど生きてきて、これまでも様々な歴史的瞬間に出会った来たと思いますが、今までは常に「テレビ」「新聞」という存在があったと思うのです。遥か遠い場所で起こっている出来事だけど、テレビや新聞という媒体を通して情報を得て、時代の風を感じてきた。
でも今回は、ほぼ100%スマホやパソコンで日々視聴し続けたYoutubeから連続的かつバランスよく情報を得て、世の中の大きな変化を目の当たりにすることができました。
日常的にこのような激動が起こり続けては大変だと思いますが、世の中が変わる決定的瞬間を目撃できたのは貴重な経験だと思います。
そのような状況を受けて、同時に「自分として会社として何ができるのか」もじんわりと考えさせられました。
とにかく色々なことができてしまう世の中になったことは間違いないのですが、自分の意志・主義・主張をハッキリ持つこと、スタンスをハッキリさせることが今まで以上に大切な要素になると思いました。
先程、斎藤知事は県庁に初登庁しましたが、今後も色々な動きがあるようなので、さらに注目していきたいです。