日本の医療に感謝!

今日は、大動脈解離の経過観察と定期検査のため、「北海道循環器病院」に来ています。

ここは、僕を死の淵から救い出し、新しい命を授けてくださった病院です。昨年11月後半に手術を受け、1ヶ月ほど入院しました。

検査は3ヶ月ぶり。前回はまだ運転ができず、地下鉄駅からタクシーを利用しましたが、今日は妻の車を借りて自分で運転してくることができました。

ちょうど9ヶ月前は、術後でまともに歩くことすらできない状態で、3階の病室からしんしんと雪降る景色をボーッと眺めながら「これから俺…どうなっちゃうんだろう…」と思考停止状態にあり深い失意の中にいました。

 確かに、人生のどん底っぽい感じだったのですが、実はそんな中でも学びの要素がたくさんあって、僕は主治医はじめ看護師さんや医療従事者の皆さんの患者との向き合い方、医療チームの動きなどを興味深く観察しながら、色々なことを学ばせていただきました。これは、一定期間入院してみないと分からないことなので、決して無駄ではなかったと思いますし、今思えば大切な経験でした。実際、入院中は若い看護師さんにトイレのお世話にもなりましたが、恥ずかしくて仕方ない中で僕の心情を深く受け止めてくださり、言葉の使い方やコミュニケーションの図り方は素晴らしく、感動でウルっときたことが思い出されます。

 日本の医療制度には問題課題が山積しているかもしれませんが、僕は日本の医療に命を助けていただき、医療現場の最前線・医療技術の最先端を経験させていただいた1人として、心の底から「日本人で良かった!」と思っています。

受付を済ませ、とりあえず、血液検査、心電図、CT検査などをしていただきましたが、この結果を受けて主治医からどんなお言葉があるでしょうか…?ドキドキして心臓に負担が…

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