「社長の仕事って、いったい何なんだ?」。
これは、いつも考えている。
前職(同友会事務局員時代)も、そして、経営者になった現在も。
鴨頭嘉人さんのYouTube番組で、いい話を聴けた。それは、「この世で一番大切なものは、時間」「自分しかできないこと以外は、全て人にお願いする」ことを貫いているという話。
現在、鴨頭さんの会社には6名ほどの正社員と15名ほどの非正規社員がいるようだが、鴨頭さんは会社の金庫の開け方を知らず、お金の降ろし方も分からず、スケジュールも把握しておらず、しまいにはお客様とは直接関わることもないようだ。
それは、「鴨頭さんじゃなくてもできる業務だから」というのが理由。
では、鴨頭さんは経営者として何をしているのか?
1つは、YouTube講演家なので、講演活動。年間350本ほどあるようだ。これは収入の大きな柱なので理解できる。
もう1つは「コンテンツづくり」。つまり、事業の柱を考えることが大きな仕事。これは時間に拘束される作業ではないので、鴨頭さんは「かなり暇」とおっしゃっていた。だが、遊びながら、本を読みながら、移動しながら、講演しながら、常に事業の進むべき方向を真剣に考えている。
ちょっと無謀のような気もするが、合理的だし、羨ましく思った。「会社の未来を描くこと、確かな羅針盤をつくること」、鴨頭さんの考えに深く同意した。
では、今の自分はどうなのか?朝から晩まで仕事に追われ、しまいには「なんでも自分でやらないと気が済まない」というところがある。
だが、このままだったら、いつまで経っても状況が変わらないので、4月以降に思い切って誰かを採用してもいいのかもしれない。
とりあえず、もうちょっとモジモジ考えてから、腹を決める!
■刺激を受けた鴨頭さんの映像はこちら!
https://www.youtube.com/watch?v=wXwdcy6RDRQ&t=681s